都心の霊園なら神奈川が狙い目

gf2440465477x高齢化のスピードがより加速し、ますます死亡者が増えていくと考えられている日本。厚生労働省の推計によれば、2030年の年間死亡者数は約160万人と、2015年の約130万人から30万人ほど増えると予想されています。この状況が続くことで考えられるのが、都市部の墓不足です。

東京都の都立霊園の応募倍率は5.6倍、人気の青山霊園に限っていえば倍率14倍と購入するにも一苦労。2016年に東京都が行なったアンケート調査においても「現在、自分や家族が利用できる墓を持っていない」と答えた人は4割ほどいるという結果になりました。まだまだ墓不足が続くことが考えられます。東京都と同じように、墓不足が深刻化するといわれているのが神奈川県横浜市。横浜市墓地研究会から2026年までに約94,000区画の墓地整備が必要になるという報告がされているほどです。高度成長期に地方から働き手が押し寄せ、人口が増加したこれらの都市部。墓地の供給が追いつかなければ、お墓に納められない遺骨が溢れることになってしまいます。これはなんとしても避けなくてはいけません。

そこで必要になるのが選択肢を広げることです。都心の霊園はアクセスのしやすさ魅力ではあるのですが、広さや価格、設備などいろいろな条件を加味するとお墓の選択肢は自然と限られてきてしまいます。そのため都心にこだわるのではなく、条件がよくてなおかつ安く購入できる東京近郊の霊園を選択肢に入れることも大切です。

今回は、神奈川県川崎市にある霊園「春秋苑」をご紹介します。日本で初めての民間公園墓地でもある春秋苑は、長年の墓地運営で培った手厚いサービスや充実した施設に定評があります。また小田急線で新宿から最短25分で行ける生田駅にあり、生田駅からも歩いて10分と都心からのアクセスも良好。現在、富士や筑波の山々と都心の風景をまとめて一望できる最終造成区を販売中です。比較的手の届きやすい価格のお墓が揃っている区画なので、都心近郊でお墓を探している人は1度チェックしてみるといいでしょう。ただ、いくら不足しているとはいえ、お墓は安易に購入すべきものではありません。都内のお墓事情を常にチェックし、最適だと思うタイミングで購入に至る方が安全です。

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