新しい家に引っ越すことで古い家を売る必要がある人がいると思います。また生活環境の変化によってやむなく家を手放さないといけない人もいると思います。自分の家を売ろうと考えている人のほとんどは当然家を売るプロではないため、何をやったら良いか、何に注意をしたら良いか分からないことが多いです。そこで本日は売却時に覚えておいてほしい注意点ついてお話ししていきたいとお思います。
家を売る時に一番初めにやることは、家の相場を知ることです。おおよその相場についてはインターネットで検索すれば簡単に調べられるサイトが見つかります。エリアや沿線などからある程度の相場を把握しておきましょう。もちろんあくまで相場なので実際の価格を調べるには不動産会社に査定してもらう必要があります。
売却時にはできるだけ高額で査定額をつけさせたいものですが、そのためにはどうしたら良いでしょうか。それは日頃の家のメンテナンスと関連があります。一戸建てに関する地理的なものや、仕様や水回りなどの物理的な要因は自分ではどうすることも出来ないことです。もともと自分がその一戸建てを購入した時には、売却のために物件を選んだのではなく間取りや立地条件、環境などから選んでいますので高額な査定を得る条件には適していないことは致し方ない事です。
一戸建てを中古物件で販売出来るのでしたら、日頃のメンテナンスで査定額が変わるのはマンションの時と同じだと言えるでしょう。たとえば水回りを綺麗にしたり、壁の汚れは綺麗に拭きとるなどで、査定を行う不動産会社への印象は良くなることでしょう。こういったことで多少査定額が変わることもあり、中古物件として売り出される際に壁の張り替えなどの補修の費用が少額で済むということは大きく影響します。
また家の中が綺麗ですと、家の建物の疲労度も違い第一印象が変わってくるので査定額が変わってきます。一戸建ての売却は売り手の希望額に届かない価格で不動産会社に買い取られるものだと思われがちですが、必ずしもそうであるとは限りません。
不動産売却を行う場合、売主が自分でその買い手を見つけて売却するということは稀で、不動産業者に仲介してもらって売却を設立させるというのが普通です。この不動産業者に仲介してもらうための契約を媒介契約と言うのですが、これには一般媒介、専任媒介、専属専任媒介という三つの形態があります。
大別すれば一般媒介と専任媒介になるのですが、この両者のいちばんの違いは、仲介を依頼する不動産業者が複数であるのか、一社のみであるのかということです。一般媒介の場合には複数の不動産業者に仲介依頼をすることができるのに対して、専任媒介の場合には一社にしか仲介依頼することができません。
これはつまり、前者の場合には複数の不動産業者が競合して不動産売却の仲介を行うのに対して、後者の場合には特定の不動産業者のみが売却の仲介を行う、ということになるわげです。単純に考えれば、複数の業者に不動産売却の仲介依頼をした方が率がいいように思えますが、これは不動産業者の側にとっては競合他社に取られてしまう場合もあるわけで、その分だけ営業に熱が入らなくなるということもあるわけなので、必ずしもそうとは言えないのです。
では、一社のみに仲介依頼する専任媒介の方がいいのかといえば、専任だからといって必ずしもその業者が熱心にやってくれるとは限らないので、これもまたそうとは言えないわけで、一概にどちらがいいとは言えないというのが実情なのです。
うえで述べたように、不動産売却が行われる場合には、その売り手と買い手の間に売却取引を仲介する不動産業者が入ります。そして、不動産売却が成立すれば、売り手も買い手も仲介した不動産業者に仲介手数料を支払うことになります。
しかし、不動産売却取引を仲介する不動産業者は一社だけとは限らず、売り手側、買い手側それぞれの不動産業者がいて、さらにはその中間にも別の不動産業者がいる、というように一つの売却取引には複数の不動産業者が介在している場合が少なくありません。だからといって、売り手も買い手も介在した全ての不動産業者に仲介手数料を支払う、というわけではなく、売り手と買い手が支払った一つの手数料が、単に不動産業者間で分配されるということになるわけなのです。
もしも、売り手と買い手を仲介する不動産業者が一社で全て取引を仕切ってしまう場合には、その業者にだけ支払うことになるわけですが、そうした例は稀であるようです。しかし、どのような場合にせよ、売り手と買い手にとっては間に何社の不動産業者が入っていようが支払う分は同じなのですから、どれだけ業者が入っているかは、売り手と買い手にとっては問題ではないのです。ただし、間に入る業者の数が多くなると、話にズレが出たりして混乱する場合がある、ということにはなるのかもしれません。
家の査定については不動産会社のホームページから問い合わせることもできますし、実際に近くの店舗に相談に行くこともできます。ほとんどの不動産会社は無料で査定してくれますので、気軽に相談してみるとよいでしょう。尚、査定については1社だけでなく複数社に査定してもらう方が良いです。不動産会社によって当然査定額が大きく変わることがありますので、高く評価してくれる業者を一つの選択肢として下さい。
三井のリハウスでは、専門知識が豊富なスタッフがプロの目線でしっかり査定してくれますので安心して相談できると思います。その他必要な情報などは不動産売却のページを見ればたくさんの情報が載っているので事前に情報収集しましょう。三井のリハウスは不動産取引件数がトップの会社で、業界最大級の店舗数がありますので、家の査定だけでなく、買い替えや税金、法律のことなど疑問に思っていること、分からないことなど相談してみるとよいと思います。
« 不動産投資におけるリスク共有持分不動産の売却を実例から知る »月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |